2018年劇座公演「紙屋町さくらホテル」

劇座公演「紙屋町さくらホテル」
【作】井上 ひさし
【演出】岡田 一彦・金子 康雄

 ものがたり
昭和20年12月。
戦争犯罪人が拘留されている東京巣鴨拘置所の一室に、海軍大将 長谷川 清がひとり佇んでいる。
「自分はA級戦犯として裁かれるべきである」と、4日連続で拘置所に押しかけてきていたのだ。
そこへやってきたのは、元陸軍省軍事資料課主任にして、元陸軍中佐である針生 武夫。
今はGHQ参謀第二部の日本側スタッフである。
戦時中、長谷川は天皇の密使として本土決戦準備の進捗状況を探っており、
針生は長谷川の動向を探るために尾行していた、という関係である。
そればかりではない。
二人は、戦争終結の3ヶ月前、同じ時期、同じ場所で、特別な3日間を共有していたのである。
ふと当時を懐かしく思い出す二人の心に寄り添うように、どこからともなく「すみれの花咲く頃」の歌が聞こえて―――
舞台は一気に7ヶ月の時を遡る。

昭和20年5月―――広島・紙屋町のさくらホテル。
そこは今、移動演劇隊さくら隊の宿舎になっている。
俳優 丸山と園井はもちろん、ホテルのオーナー淳子、ホテルの共同経営者 正子、
隊員募集に応募してきた 玲子、そして方言調査のために宿泊していた文学博士の大島も、
現地採用の「さくら隊臨時隊員」として合唱の稽古に励んでいた。
そのさくらホテルを偶然訪れた長谷川、長谷川を監視する針生、淳子をつけ狙う特高の戸倉までも巻き込んで、
なんと『無法松の一生』を上演する事に!
素人ばかりの臨時隊員たちで、果たして舞台はどうなるのか…?

原爆投下3ヶ月前の広島。
空襲に怯え、戦時中の弾圧に耐えながらも、懸命に生き、考え、想った人たちの、可笑しくて愛おしい、3日間の物語である。

 出演者
天野 鎮雄・岡田 一彦・岩田 和丈・末吉 康治・麓 貴志・堀 優子
寺田 美香・山下 ゆり・尾藤 涼和 ※出演回:6月8日(金)13:00/6月9日(土)18:00/6月10日(日)11:00
西脇 瑞紀・とおやま 優子・松本 広子 ※出演回:6月8日(金)18:00/6月9日(土)13:00/6月10日(日)15:00
はWキャスト)

 日時:2018年
6月8日(金)13:00/18:00
6月9日(土)13:00/18:00
6月10日(日)11:00/15:00

 場所:愛知県芸術劇場小ホール

 料金:前売・当日:3,000円(日時指定/全自由席)

 お問合せ先:劇座 TEL:052-231-1055/FAX:052-231-1056

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